プリントの大きさを考えよう!
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プリントについて
今回はシリクスクリーンプリントでプリントの大きさを決める際に注意しないといけないことについて。
それは、絵柄の大きさが決まってしまうということです。
シルクスクリーンプリントは各色ごとに型を作ってその型を使ってプリントをするプリント方法です、型を作る分一枚あたりのプリント代金を安くできるのである程度の数以上のプリントにはよく使われるプリント方法です。
しかし、型なので位置や大きさが決まってしまいます。
よく、「とにかく目一杯に大きくお願いします!」
と言われるお客様がみえますが、頼まれたTシャツがワンサイズならそのサイズにあわせて目一杯大きくすればいいのですが、Tシャツには当然サイズがありますので、絵柄は基本的に一番小さなサイズのTシャツにも入るよう作ります。
なので、一番小さなサイズで目一杯でも、一番大きなサイズにプリントしたら小さめのプリントになってしまいます。
特に少年団や幼稚園保育園など、子供用の小さなサイズから大きな大人まで同じデザインで来たいという場合は、プリントの大きさを考慮したデザインにする必要があります。
予算に余裕があるのであれば、子供用と大人用でそれぞれで型を作るという手もありますが、それでもサイズによる見え方の差は出てしまいます。
せっかく作るのだから目立つ大きなプリントでという気持ちも充分わかりますが、サイズ差が大きくあるような場合は以上のことに気をつけてデザインしてみてください。
参考までに各アイテム、各サイズごとのプリント位置及びプリントサイズを確認できる表を下記にアップいたしますので参考にしてみてください。
この表より大きなサイズもプリントする方法はありますが、金額が大きくアップしたり業者によってできたりできなかったりと、その都度打ち合わせが必要なことがありますので、先ずは表のサイズ内で大きさを決めましょう。
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